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布で作る赤ちゃんの絵本

手作り布絵本♪赤ちゃんのときから、いつもそばに絵本を♪


羊毛絵本の作り方

1.お話を考える

簡単なストーリーで、絵を見てわかるようなお話がよいと思います。そしてやっぱり、大切なのは起承転結ですね。
 
2〜3枚のシートを作り、中央を綴じる方法が作りやすいと思います。
シートが2枚だと、表紙・裏表紙をのぞいて、見開き3シーンのお話です。
シート3枚で5シーンのお話になります。

2.ダミー本を作る

この作業はとても大切です。
特にこのように中央を綴じる場合、シートの左半分と右半分が別のシーンになるので、注意が必要です。
下書きではなく設計図ですね。
実物と同じサイズで、紙で作ります。
シートを作っている最中に絵柄が動いてしまうので、ダミー本が頼りになります。
綴じたときに左右のページの絵柄がつながるように、正確に描きます。
簡単に色を付けておくと分かりやすいです。

3.材料と道具


 
 
 
 
キャンディネップ   メリノ
       
 
アップリケパンチャー・マット
  
作品「ブッブー!」は15×30pのシートを2枚作りました。キャンディネップとメリノという2種類の羊毛を使っています。
写真がその材料で、右側の4色で合計20グラムくらいです。左上の巻いてある5色は、ほんの少々使いました。
 
材料は、15×30pのシート1枚につき、全部の色を合わせて10gが目安です。
計る必要はなく、50gとか20gで売られているのを5等分・2等分して約10gを取り、さらに5等分して2gのカサの見当を付けます。
 
1枚のシートを5層で作りますが、ベースとなる3層は、繊維が粗いキャンディネップの方が作りやすいです。
表面の絵柄やトッピングは、メリノの方が境界がハッキリします。
 
「ブッブー!」はこんな分量を使いました。
ベース用として
  キャンディネップ イチゴミルク  12g
絵柄用として
  キャンディネップ イチゴミルク   1g
  キャンディネップ メロン      2g弱
  メリノ      水色       2g
  メリノ      緑        2g弱
  メリノ      オレンジ     1g弱
  メリノ      赤・白・青・薄茶 少々
 
道具は次のようなものを用意します。
・500mlペットボトル(フタに穴をあける)
・薄いポリエチレン手袋(ポリ袋でもOK)
・下に敷く大きいビニール
・タオル数枚
・麺棒(ラップの芯でOK)
・ものさし・はさみ・毛糸針(太い針でOK)
・アップリケパンチャー
 
ほとんど家庭にあるもので間に合いますが、アップリケパンチャーはあると便利、と言うか必要な気がします。

4.シートを作る


左図は1枚のシートの断面図です。
ベースの3層を絵柄の層ではさんだ形です。
15×30pの大きさで、各層に2g使用します。
 
あらかじめ、使う分量を層ごとに小分けしておきます。
まず、紙に鉛筆でシートの外枠を書いておきます。
この枠より小さくならないように、羊毛を重ねていきます。
 
@2gのキャンディネップをちぎり、縦の繊維で並べます。
 繊維の薄い部分が重なるように並べます。
Aその上に、2gを横の繊維で並べます。
Bさらにその上に、2gを縦の繊維で並べます。
 
これでベースの3層が出来ました。
 
Cその上に、絵を描くように色の羊毛を並べます。
 全部の色で2gになるようにします。
 なるべく横の繊維で並べますが、繊維の引きが強いと、
 横方向に縮むので、加減してください。
 「ブッブー!」は最終的に横幅が28pになりました。
 
 この段階では背景程度にしておき、細かな図柄は後で
 トッピングするようにします。
 
D全体を裏返して、色の羊毛を並べます。
 こちらの面はこのままフエルト化に入るので、細かな
 図柄まで配置します。
 

5.フエルト化


写真上は5層目に、家・自動車・太陽のトッピングをしたところです。
 
 
 
500mlペットボトルに300ml位のぬるま湯を入れ、
台所洗剤を2〜3滴入れます。
泡立てないようにします。
 
大きなビニールの上にシートを置き、石けん水をかけます。
ヒタヒタにして羊毛を落ち着かせます。
ポリエチレン手袋をはめた手で、こすります。
素手だと繊維が手に付き、滑りにくいです。
柄が動かないように、色の境目の繊維をなじませるように
丁寧にこすります。
右手にカメラを持っているので左手しか映ってませんが、
両手でコシコシ、ひたすら5分くらいこすります。
 
5分経ったら裏返し、細かい図柄のトッピングをします。
石けん水で落ち着かせて、こすります。ひたすら5分。
裏返して5分こすり、
また裏返して5分。
 
途中、泡だった余分の水分をタオルで拭き取りながらこすります。
20分もこすっていると、水分がかなり取れて、柄が動きにくくなります。
 
 
2枚のシートがこの状態になったら、
四辺のはみ出した分をカットします。
最後にカットするより、この段階で切っておく方が、自然な
仕上がりになります。
 
 
 
切るときは、まず2枚のシートを重ねて、中のシーンの絵がつながるように合わせます。
それから四辺をカットします。
また、折ったときに4枚の端がそろうように、内側シートの
左右の端を厚み分だけ小さくします。

ローリングという作業です。
 
シートをタオルの上に置き、ピタッと麺棒に巻きます。
このとき、シートが麺棒に直に付かないように、つまり
シートのどの面もタオルに触れるように、置きます。
 
力を入れてクルクルと、手のひらから指の範囲で転がします。もちろん両手です。
10回くらいクルクルしたら、少し位置をずらしてクルクルというふうに50〜60回以上クルクル。
シート全体が平均に押されるようにします。
 
写真上はシートを横に2枚並べていますが、
縦に2枚、裏返して縦と横、のように巻き直して合計4回
ローリングをします。 

6.仕上げ

水洗いして脱水し、形を整えて乾かします。
 
さてここで、フエルト化のチェック。
絵柄が取れないか‥‥たいてい、1カ所や2カ所取れそうなところがあるんです。
こすりが足りないか、ローリングが足りないか。
 
そこでアップリケパンチャーが登場。(写真上)
サクサクサクと3回くらいで付きます。
やりすぎると裏面に色が出てしまうので注意。
小さな穴があいても、アイロンで目立たなくなります。
 
2枚のシートを縫い綴じて完成です!!
 
 
ディテールの作り方も見てくださいね♪
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